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こんばんは


今日の腰越は雨もしとしと降る静かな一日でした。

昨日の日曜日は貸し切り営業とさせていただきました。入店をお断りしたお客様には申し訳ございませんでした。



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僕は兵庫県立神戸商科大学(現在は兵庫県立大学)を卒業しました。在学中はサッカー部に所属していましたが、昨日はサッカー部の後輩たちが来てくれました。



西口洋平くん、僕が卒業した後に入部し、4回生の時にはキャプテンを務めた男です。昨日の会は彼と彼の活動を応援する会という名目で行われました。



彼は2015年の初め頃にステージ4の胆管癌と診察されました。すぐに手術をしたのですが、開腹した後、癌細胞の転移が見られたため、そのまま閉腹。抗がん剤での治療となりました。現在も闘病中です。


彼は癌告知を受けた際の気持ちをこう綴っています。

「頭が真っ白になったのを覚えています。すべての感情がなくなった感覚。放心状態。理解できない。何も考えられない。五感が機能しなくなったかのよう――。


医師の話が終わり、ぼくが最初に取った行動は、母親への電話でした。入院することも言っていませんでしたし、平日昼間に電話があったことで、驚いていました。入院していることを話すところまでは普通に話せたものの、病名を伝えた後で、言葉が出なくなり、止めていた感情が急に溢れ出し、階段に座りこみ、肩を揺らして涙を流しました。


数分の沈黙。電話の向こうでも、泣いている様子が伝わってきました。この電話で初めて、ぼく自身「自分ががんである」と理解できたのではないかと思います。(本人コラムより抜粋)」


癌告知を受けた後、強烈に感じた孤独感。誰にこの悩みを話し、共有できるのか。

同じ境遇の仲間が欲しい。そう思ったそうです。

その後、紆余曲折を経て、「キャンサーペアレンツ」というピア(仲間)サポートのWebサービスを立ち上げます。


このWebサービスは彼がビジネスとして立ち上げたもので、主に広告収入で活動をし、患者さんからお金を頂いて運営することはしたくないと話していました。この活動を通じて、子供がいる働き盛りの癌患者の方の横のつながりを作り、同じ境遇の人間だからこそ分かり合えるものがあり、それがそういった人たちの心の支えになるだろうと信じて、人生最後の大仕事として頑張ると笑顔で話していました。


キャンサーペアレンツWebsite



一緒にいると、彼がステージ4の癌患者であることは全く信じがたい程、元気そうに見え、ご飯も美味しそうに食べ、お酒も少したしなみ、冗談を言ってはケラケラ笑ってました。


本当に強くてでかい男だなと思いました。



彼が話してくれた中で印象に残ったことがあります。そして、それは僕が常日頃から感じている事でした。


以前までは将来を考え、将来幸せに暮らすために、今を我慢し、未来のためにお金を残すこと、どういう風に生きているかを考えながら生きていました。でも、癌告知を受けた後の自分は、今を一所懸命生きること、今日笑っている事、明日生きている事。そういう日々の積み重ねがあってこその未来であり、今を笑って生きられないやつが未来に笑っているはずがない。


そんな風な話をしていました。


よかったら彼のコラム、そして先ほどリンクを張ったキャンサーペアレンツの活動をご覧ください。

特にコラムに関しては、癌告知から現在までの活動を心情含めて細かに書いています。


彼のコラム(更新継続中)

 【前を向いて生きるということ #1】胆管がんステージ4だと告知された日

東洋経済ONLINEの記事

 働き盛りの「がん」、悩みはこんなに複雑だ


僕は彼を尊敬し、応援しています。頑張れ、西口!

来年もまた腰越珈琲で第2回激励会をやろうと皆で誓いました。僕はお店を継続していけるよう日々頑張ろうと思います。



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写真は先日書いた新メニューの豚のひき肉カレーです

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【2016/10/05 10:49】 | #[ 編集]

ありがとうございます。あちらに返信しました。
【2016/10/06 03:10】 URL | JUNJI #dZ8n7Uo6[ 編集]















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