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こんばんは



いよいよ、緊急事態宣言が全面解除されました。明日から少しづつ日常に戻っていくことになるんだと思うと、安心する気持ちと共に、本当に元に戻るのかという少しの不安が入り混じったような気持ちです。



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人間はコロナ騒動との闘いがあったわけですが、自然はそんな事は気にも留めないように、日々美しい景色を見せてくれます。買い物などで自転車で走っているとふいにその足を止めて、しばしその美しさに目を奪われてしまったりしています。



先週から少しづつお客様は戻ってきていまして、土日などはコロナ騒ぎが起こる前のように、多くのお客様にお越しいただきました。腰越珈琲は元々テーブル間はかなり距離を取っており、個室になるテーブルも多数ありますので、騒動の間もお客様からは「こういう席だと安心できます」とよく言われていました。



元々、サイパン在住時代に日本にバケーションでやってきて、友人たちと飲食店に入るたびに、隣のテーブルとの距離がめちゃくちゃ近いと感じていました。日本はそもそも土地が広い訳ではないのに、人口は世界のトップ10に入るくらいでして、ある意味仕方ない部分もありますが、僕個人としては隣の人たちの会話が普通に聞こえてきて、どうも落ち着かないと感じていたんです。



サイパンは小さい島ですが、人口は少ないので、基本的に隣のテーブルまで日本ほど近い訳ではなかったので、その空間に慣れ過ぎていたのも理由のひとつだと思います。



日本に帰国して、自分でお店をしようと思ったときに、考えていた事の上位にこの「テーブルの距離感」というものがありました。隣との距離をしっかり取り、会話を邪魔されなかったり、隣の方から見られたり、隣の人と目があったりしないように、テーブルの向きや距離感は大切にしたいと思っていました。



人によるんでしょうが、僕が思うリラックスや癒しの空間には無くてはならないものの一つでした。

それが今回のコロナ騒動の中、お客様のリラックスに一役も二役も買ってくれたのであれば、嬉しい限りです。




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僕は2月に息子が産まれ、父になった訳ですが、タイミングを逃したのもあって、妻子はまだ高知県にいます。生後2週間の時に数日会って以来、約3か月会えない状況が続いていました。妻の実家でお世話してもらっているので、息子に関しては心配する事などは全くなかったのですが、やっぱり新生児時代に共に過ごせなかった事はとても寂しいことでした。



里帰りで妻が実家に帰ってからだと約半年、ひとり腰越で生活していました。早く会いたいし、早く家族3人の生活をスタートさせたいと思う気持ちもありましたが、県外から訪れる人に対してのバッシング報道やネットで垣間見る厳しい言葉、さらに県外ナンバーの車への嫌がらせなど、聞けば聞くほど、今は動けないなと感じ、でも会いに行きたい、でも高知県の人に嫌な思いをさせたくないし、自分たちも嫌な気持ちになったりしたくない。


そんな悶々とした3か月間でした。


しかし、ようやく全面解除を迎える事になり、妻と息子を迎えに行ってこようと思います。


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こんばんは


春が過ぎていったような陽気にうれしくなる季節です。今日はそれこそ夏のようなお天気でした。緊急事態宣言も多く解除されたこともあり、腰越近辺も人出が多く、腰越珈琲も多くのお客様にお越しいただきました。自粛も緩和していき、日常に戻っていくんだろうなと実感できます。



日々の当たり前だった事が、いろんな場面で制限されてしまった訳ですが、日常の些細な事でも実はとても大切であることを改めて気づかせてくれたように思います。人と面と向かって話すこと、外食を愉しむ事、人と触れ合う事、それができなくなる事は人生の彩りを奪われたような感覚にすらなりました。



僕は生粋のサッカー大好き人間ですが、世の中からスポーツがなくなった事はまさに日常から彩りを奪われたように感じました。もちろんYoutubeなどでこれまでにあった名試合や、名選手のプレー集、最近だと有名選手が選ぶベストイレブンなどなど、サッカーを全く見ないという訳ではないのですが、結果が分からないOn timeの試合を見る事、翌日ニュースで結果を見る事、次の対戦を予想したり楽しみに待つことがない毎日が続いていました。


そんな中、昨夜ドイツのプロリーグのブンデスリーガが再開されました。

話題のオンラインで友人と電話で話し合いながら一緒に試合観戦をしたのですが、ひとつひとつのプレーがキラキラして見え、いつも以上にワクワクしたり、興奮しました。日本人選手が出ている訳でもなく、スタジアムも無観客でしたがスポーツの偉大さ、サッカーの素晴らしさを満喫できました。



これから日本でもいろんなスポーツや音楽ライブなどが再開されていくと思います。待ち望んでいる方たちにとっては昨夜の僕らのように、改めてその魅力を再確認するんだろうなと思います。

食べて寝るだけの生活なんてやっぱり味気ないですし、スポーツや音楽やアートや旅行など、その人が好きな事をすることは人生においてとても大切な事だと思います。



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僕は大学時代にサッカー部に所属していましたが、後輩に西口洋平くんという男がいます。彼の事は以前の日記で紹介しました。「今を生きる事(2016年10月3日)」



その西口くんが5月8日にお亡くなりになりました。35歳の時にステージ4の胆管癌が分かってから5年、病気と闘う事はもちろん、妻子のいる身で癌と闘っている自分と同じ立場の人たちの支えになりたいという想いから自ら立ち上げた「キャンサーペアレンツ」という一般社団法人の活動を頑張っていました。その頑張りは各種メディアにも沢山取り上げられ、学校や企業など全国的に講演会を行っていました。


「キャンサーペアレンツは僕が生きた証」西口洋平さんが、娘に残したいもの


いつも前を向いて(僕らにはそういう姿を見せてくれていました)、頑張る姿に勇気をもらい、自分の人生を考えるきっかけを、健康の大切さを考えさせてくれました。残念という言葉しか出てこないのですが、本当に彼の事を尊敬しています。西口、本当にお疲れさまでした。

よかったら西口洋平くんのブログも読んでいただけたら幸いです。



人間はいつどういう理由でその人生を終えるか、事前に知る事はできません。だからこそ、今を大切に生きる事を常に念頭に置いて生きていきたいと改めて思いました。


コロナ騒動で感じた「日常の当たり前」の大切さも含め、色々考えさせられる2020年の春になりました。




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